今回は「rebuff」と「reject」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「rebuff」の意味と使い方
「rebuff」は、「(申し出・提案などを)冷たく拒絶する、はねつける」という意味の動詞です。拒否の仕方が冷淡だったり、そっけなかったりする印象を与える、ややフォーマルで強い表現です。
「rebuff」を使った例文をみてみましょう。
- He rebuffed her invitation to dinner.
彼は彼女の夕食の誘いを冷たく断りました。 - The company rebuffed the offer without discussion.
その会社は話し合うことなくその申し出をはねつけました。 - She rebuffed his attempts to apologize.
彼が謝ろうとしたが、彼女はそれを冷たく拒絶しました。
「reject」の意味と使い方
「reject」は、「拒絶する」「却下する」という意味の一般的な動詞です。申し出、提案、要求、応募など、あらゆる物事を「受け入れない」と伝える際に使います。日常会話からフォーマルな文章まで幅広く使用されます。
「reject」を使った例文をみてみましょう。
- She rejected the job offer.
彼女はその仕事のオファーを断りました。 - The proposal was rejected by the board.
その提案は取締役会によって却下されました。 - He felt hurt when his idea was rejected.
自分のアイデアが却下されて、彼は傷つきました。
「rebuff」と「reject」の違いとは
「reject」と「rebuff」の違いについてみていきましょう。
「reject」は、申し出やアイデアなどを「受け入れない」という一般的で中立的な表現です。感情のこもらない冷静な判断から断る場合にも使われます。
一方、「rebuff」は、相手をはねつけるような、より感情的または無情な拒絶の仕方を表します。「冷たくあしらう」「相手の好意を突き返す」といったニュアンスが含まれており、否定的な印象が強くなります。
まとめ
今回は「rebuff」と「reject」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「reject」は広く使える中立的な拒絶の表現であるのに対し、「rebuff」は冷淡で感情的な拒絶を表す強めの語です。状況や相手との関係に応じて、適切な語を選ぶことが大切です。