今回は「proxy」と「intermediary」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「proxy」の意味と使い方
「proxy」は、「代理」「代理人」「代わりに行うもの」という意味の名詞です。特に、公式な場面やIT・ビジネスの文脈で使われることが多く、誰かの権限を代行する場合に用いられます。
「proxy」を使った例文をみてみましょう。
- She voted by proxy because she couldn’t attend the meeting.
彼女は会議に出席できなかったため、代理で投票しました。 - We use a proxy server to access blocked websites.
ブロックされたウェブサイトにアクセスするために、プロキシサーバーを使用します。 - He acted as a proxy for the CEO at the conference.
彼は会議でCEOの代理として行動しました。
「intermediary」の意味と使い方
「intermediary」は、「仲介者」「媒介者」という意味の名詞です。人や組織の間に入って調整や交渉を行う役割を表します。ビジネスや外交、交渉の場面でよく使われるフォーマルな表現です。
「intermediary」を使った例文をみてみましょう。
- The bank acted as an intermediary between the buyer and the seller.
銀行は買い手と売り手の間の仲介者として働きました。 - He served as an intermediary in the peace talks.
彼は和平交渉で仲介者として務めました。 - We need an intermediary to resolve this conflict.
この紛争を解決するために仲介者が必要です。
「proxy」と「intermediary」の違いとは
「proxy」と「intermediary」の違いについてみていきましょう。
「proxy」は、誰かの権限や役割を代行する「代理人」や「代理行為」を指す言葉です。投票や公式な手続きを他人に任せる場合など、特定の権限の委任が含まれることが多いです。
一方、「intermediary」は、二者の間に立って調整や交渉を行う「仲介者」を意味します。代理として権限を行使するよりも、情報や意見の橋渡しをする役割に重点があります。
まとめ
今回は「proxy」と「intermediary」の意味や使い方の違いについて解説しました。「proxy」は権限を代行する代理人や代理行為を表し、「intermediary」は二者間で調整や交渉を行う仲介者を意味します。文脈に応じて適切に使い分けましょう。