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「problem」と「dilemma」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説

今回は「problem」と「dilemma」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。

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「problem」の意味と使い方

problem」は、「問題」「困難」「課題」といった意味の名詞です。日常生活の中で、何かうまくいかないことや解決すべき事柄について話すときによく使われます。もっとも一般的で幅広い場面に使えるカジュアルな表現です。

「problem」を使った例文をみてみましょう。

  • We have a problem with the computer.
    コンピューターに問題があります。
  • She always finds a solution to any problem.
    彼女はどんな問題にも解決策を見つけます。
  • Traffic is a big problem in this city.
    この都市では交通が大きな問題です。
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「dilemma」の意味と使い方

dilemma」は、「ジレンマ」「板ばさみの状態」という意味の名詞です。2つ以上の選択肢があり、どれを選んでも何かしらの不利益や問題があるような難しい状況を表します。より複雑で葛藤を伴う問題に対して使われ、ややフォーマルな語感があります。

「dilemma」を使った例文をみてみましょう。

  • I’m in a dilemma about whether to change jobs.
    転職すべきかどうかでジレンマに陥っています。
  • The committee faced a moral dilemma.
    委員会は道徳的ジレンマに直面しました。
  • She found herself in a difficult dilemma.
    彼女は難しいジレンマに立たされました。
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「problem」と「dilemma」の違いとは

problem」と「dilemma」の違いについてみていきましょう。

problem」は、あらゆる種類の困難や課題に使える汎用的な言葉で、日常会話やビジネスの場でも広く使われます。問題の種類や規模に関係なく、非常に柔軟に使える語です。

一方、「dilemma」は、「どちらを選んでも完全な解決にならない」ような、選択に悩む状況を指します。「どちらかを選ばなければならないが、どちらにも欠点がある」というような構造的な問題を強調したいときに使われます。

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まとめ

今回は「problem」と「dilemma」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「problem」は幅広い状況に使える一般的な「問題」、「dilemma」は選択肢の間で板ばさみになっているような「ジレンマ」を表します。状況の性質に応じて、適切に使い分けることがポイントです。