今回は「police」と「sergeant」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「police」の意味と使い方
「police」は、「警察」や「警察官」を指す名詞です。集団としての警察組織全体、または警察の制度や役割について言及する際に使います。通常、複数扱い(複数動詞と一緒に使う)で使われるのが特徴です。
「police」を使った例文をみてみましょう。
- The police are investigating the case.
警察はその事件を捜査しています。 - Call the police if there’s an emergency.
緊急時には警察を呼んでください。 - The police stopped the car for speeding.
警察はスピード違反で車を止めました。
「sergeant」の意味と使い方
「sergeant」は、「巡査部長」や「軍曹」という意味の名詞です。警察や軍隊の階級の一つで、「警察官」の中でも一定の役職を持つ人物を指します。特に警察においては、パトロールチームを指導する立場などにある中級階級です。
「sergeant」を使った例文をみてみましょう。
- Sergeant Miller gave the briefing.
ミラー巡査部長が説明を行いました。 - The sergeant led the officers into the building.
巡査部長が警官たちを建物に導きました。 - He was promoted to sergeant last year.
彼は昨年、巡査部長に昇進しました。
「police」と「sergeant」の違いとは
「police」と「sergeant」の違いについてみていきましょう。
「police」は、警察全体を指す言葉で、制度・組織としての警察や複数の警察官を表します。一方、「sergeant」はその警察組織の中の特定の階級・役職を指す言葉です。つまり、「police」は全体の概念、「sergeant」はその中の一人の職位に焦点を当てた言葉と言えます。
まとめ
今回は「police」と「sergeant」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「police」は組織全体を、「sergeant」はその中の特定の役職を表す語です。英語で職業や役職を話す時は、このように広い概念と個別の役職を区別して使うことが大切です。