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「perfunctory」と「cursory」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説

今回は「perfunctory」と「cursory」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。

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「perfunctory」の意味と使い方

perfunctory」は、「いい加減な」「おざなりな」「形式的な」という意味の形容詞です。やる気や関心があまりなく、最低限のことだけを機械的にこなすような行動や態度に使われます。

「perfunctory」を使った例文をみてみましょう。

  • He gave a perfunctory nod and walked away.
    彼は形式的にうなずくと立ち去りました。
  • The apology sounded perfunctory and insincere.
    その謝罪はうわべだけで誠意が感じられませんでした。
  • She made a perfunctory effort to clean the room.
    彼女は部屋を掃除しようとしたが、おざなりでした。
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「cursory」の意味と使い方

cursory」は、「大まかな」「ざっとした」「ぞんざいな」という意味の形容詞です。詳しく見ることなく、急いで表面的に目を通すような行動を指します。

「cursory」を使った例文をみてみましょう。

  • He gave the report a cursory glance.
    彼はその報告書にざっと目を通しました。
  • The inspector did only a cursory check.
    検査官は簡単な点検しかしませんでした。
  • Her cursory reading missed several key points.
    彼女はざっと読んだため、いくつかの重要な点を見落としました。
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「perfunctory」と「cursory」の違いとは

perfunctory」と「cursory」はいずれも「丁寧さに欠ける」という共通点がありますが、ニュアンスに違いがあります。

perfunctory」は、心がこもっておらず、義務感だけで「とりあえずやる」ような態度を表します。気持ちの面での無関心さが含まれます。

一方、「cursory」は、時間がないなどの理由で「急いで」「表面的に」物事を済ませることに重点があります。心のこもり方よりも、行動の速さや粗さがポイントです。

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まとめ

今回は「perfunctory」と「cursory」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「perfunctory」は無関心・形式的な行動を表し、「cursory」は表面的・急ぎ足な行動を表します。似た意味でもニュアンスの違いを意識して、適切に使い分けましょう。