今回は「panic」と「panicky」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「panic」の意味と使い方
「panic」は、「恐慌」「パニック」という意味の名詞、または「慌てる、パニックになる」という意味の動詞です。突然の恐怖や不安によって冷静さを失う状態を表すときに使います。フォーマル・カジュアルどちらの文脈でも使用可能です。
「panic」を使った例文をみてみましょう。
- She felt a sudden panic when she couldn’t find her passport.
彼女はパスポートが見つからず、突然パニックになった。 - People panicked when the fire alarm went off.
火災警報が鳴ったとき、人々はパニックに陥った。 - Don’t panic; everything will be fine.
慌てないで、大丈夫です。
「panicky」の意味と使い方
「panicky」は、「パニック状態の」「慌てやすい」という意味の形容詞です。性格や状況が不安定で、すぐに慌ててしまう様子を表します。口語的に使われることが多く、カジュアルな印象があります。
「panicky」を使った例文をみてみましょう。
- He became panicky when the car wouldn’t start.
車が動かないとき、彼は慌ててしまった。 - Don’t be so panicky about small mistakes.
小さなミスでそんなに慌てないで。 - She has a panicky reaction to loud noises.
彼女は大きな音に対してパニック的に反応する。
「panic」と「panicky」の違いとは
「panic」は名詞や動詞として使われ、実際のパニック状態や行動を指します。「慌てる」という動作や恐怖の感情そのものを表す言葉です。
一方、「panicky」は形容詞で、パニックになりやすい性質や状態を表します。「panic」の状態を形容する言葉として使われ、主に人や状況の特徴を説明する際に用いられます。
まとめ
今回は「panic」と「panicky」の意味や使い方の違いについて解説しました。「panic」はパニックそのものやパニックになる動作を示すのに対し、「panicky」は慌てやすい性質や状態を表す形容詞です。文章や会話の中で、名詞・動詞か形容詞かに応じて使い分けましょう。