今回は「oppose」と「resist」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「oppose」の意味と使い方
「oppose」は、「反対する」「対抗する」という意味の動詞です。特定の考え、計画、意見、行動などに対して、明確に反対の立場を取ることを表します。フォーマルな文脈で使われることが多く、論理的・政策的な反対に使われます。
「oppose」を使った例文をみてみましょう。
- Many people oppose the new law.
多くの人がその新しい法律に反対しています。 - She opposed the decision from the beginning.
彼女は最初からその決定に反対していました。 - The party strongly opposes tax increases.
その政党は増税に強く反対しています。
「resist」の意味と使い方
「resist」は、「抵抗する」「我慢する」「耐える」という意味の動詞です。何かを受け入れずに押し返す、または誘惑や感情などに打ち勝とうとする場合に使われます。物理的・精神的な「抵抗」のニュアンスが含まれます。
「resist」を使った例文をみてみましょう。
- He tried to resist the temptation.
彼は誘惑に抵抗しようとしました。 - The protesters resisted the police.
抗議者たちは警察に抵抗しました。 - I can’t resist chocolate.
私はチョコレートに抗えません。
「oppose」と「resist」の違いとは
「oppose」と「resist」はどちらも「反対」や「拒否」の意味を含みますが、使い方とニュアンスに違いがあります。
「oppose」は、意見・方針・政策などに論理的に「反対する」ことを表し、行動よりも立場や姿勢を示すことが多いです。一方、「resist」は、力に対して直接的に「抵抗する」動作を表すことが多く、感情・誘惑・圧力などにも使われます。
簡単に言えば、「oppose」は意見や考えに対する反対、「resist」は力や影響に対する抵抗を意味します。
まとめ
今回は「oppose」と「resist」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「oppose」は立場として反対することを表すフォーマルな語で、「resist」は力や誘惑に対して抵抗することを表す、より身体的・感情的な語です。文脈によって正しく使い分けましょう。