今回は「nearby」と「adjacent」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「nearby」の意味と使い方
「nearby」は、「近くの」「近くに」という意味を持つ形容詞・副詞です。距離的に近いことをカジュアルに表すときに使われ、日常会話でも頻繁に登場します。人や場所、物が「少し離れたところにある」ニュアンスがあります。
「nearby」を使った例文をみてみましょう。
- We found a nice restaurant nearby.
近くに素敵なレストランを見つけました。 - Is there a bus stop nearby?
この近くにバス停はありますか? - They live in a nearby town.
彼らは近くの町に住んでいます。
「adjacent」の意味と使い方
「adjacent」は、「隣接した」「隣の」という意味を持つ形容詞です。ややフォーマルな表現で、特に建物、部屋、土地などが「直接隣にある」ことを表す際に使われます。物理的にぴったり隣接しているイメージです。
「adjacent」を使った例文をみてみましょう。
- Our office is adjacent to the conference room.
私たちのオフィスは会議室の隣にあります。 - The two buildings are adjacent to each other.
その2つの建物は隣接しています。 - They bought the adjacent land to expand their garden.
彼らは庭を広げるために隣の土地を買いました。
「nearby」と「adjacent」の違いとは
「nearby」と「adjacent」の違いについてみていきましょう。
「nearby」は「近くにある」という意味で、多少の距離がある場合も含みます。カジュアルな表現で、厳密な位置を指定するわけではありません。
一方、「adjacent」は「すぐ隣にある」「隣接している」という意味で、距離がほとんどなく、直接隣り合っていることを示します。ややフォーマルな表現で、特に空間的な正確さが求められる場面で使われます。
まとめ
今回は「nearby」と「adjacent」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「nearby」は距離的に近いことをカジュアルに表すのに対し、「adjacent」は物理的に隣接していることをフォーマルに伝える表現です。使う場面に応じて適切に使い分けましょう。