今回は「naive」と「gullible」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「naive」の意味と使い方
「naive(ナイーブ)」は、「世間知らずな」「単純な」「うぶな」という意味の形容詞です。経験が浅いために、物事を深く疑わず、純粋に信じてしまうような様子を表します。ネガティブにもポジティブにも使われる場合がありますが、一般的には少し未熟というニュアンスを含みます。
「naive」を使った例文をみてみましょう。
- She was naive to believe everything he said.
彼女は彼の言うことをすべて信じるほど世間知らずでした。 - He’s still young and naive.
彼はまだ若くて純粋です。 - It was a naive mistake made from lack of experience.
経験不足による素直なミスでした。
「gullible」の意味と使い方
「gullible(ガリブル)」は、「騙されやすい」「信じやすい」という意味の形容詞です。相手の言葉や情報を簡単に信じてしまい、だまされやすい様子を強く表します。基本的にはネガティブな意味合いで使われることが多いです。
「gullible」を使った例文をみてみましょう。
- Only gullible people would fall for that scam.
そんな詐欺に引っかかるのは騙されやすい人だけです。 - He’s too gullible—he believes every advertisement.
彼はとても騙されやすくて、すべての広告を信じます。 - Don’t be so gullible! Think before you act.
そんなに簡単に信じないで!行動する前によく考えて。
「naive」と「gullible」の違いとは
「naive」と「gullible」の違いについてみていきましょう。
「naive」は、経験や知識が少ないために物事を素直に信じる性質を表し、無邪気さや純粋さが背景にあります。一方で、成長や学びによって克服されることもある言葉です。
一方、「gullible」は、注意力や疑う力が弱いために簡単に騙されることを意味します。ネガティブな意味が強く、相手の思惑に気づかずに損をしてしまうような場合に使われます。
まとめ
今回は「naive」と「gullible」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「naive」は未熟さや純粋さからくる素直さを表し、「gullible」は簡単に騙されてしまう注意不足や判断力の甘さを示します。似ているようでニュアンスが異なるため、場面に応じて正しく使い分けましょう。