今回は「listless」と「lethargic」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「listless」の意味と使い方
「listless」は、「元気がない」「無気力な」という意味の形容詞です。やる気や関心を失っている状態を表し、精神的に疲れていたり、何かに興味を持てないときによく使われます。身体の疲労よりも、気持ちの面での無気力さに焦点が当たる表現です。
「listless」を使った例文をみてみましょう。
- He felt listless after the long meeting.
長い会議の後、彼は無気力になっていました。 - She looked listless and uninterested in the conversation.
彼女は会話に興味がなく、無気力に見えました。 - The hot weather made everyone feel listless.
暑さのせいでみんなやる気がなくなっていました。
「lethargic」の意味と使い方
「lethargic」は、「無気力な」「だるい」「無反応な」という意味の形容詞です。主に身体的な疲労や病気による極度のだるさ、エネルギーの欠如を表します。医学的な文脈でも使われることがあり、物理的な疲労感が強調される表現です。
「lethargic」を使った例文をみてみましょう。
- After recovering from the flu, I still felt lethargic.
インフルエンザから回復した後も、まだだるさが残っていました。 - The medicine made him feel lethargic.
薬の影響で彼はとてもだるく感じました。 - She was lethargic and couldn’t concentrate on her work.
彼女はだるくて仕事に集中できませんでした。
「listless」と「lethargic」の違いとは
「listless」と「lethargic」の違いについてみていきましょう。
「listless」は、精神的な無気力さや興味の欠如を表し、「やる気がない」「興味が湧かない」といったニュアンスが強いです。体がだるいというよりは、心が疲れているイメージです。
一方、「lethargic」は、身体的にも精神的にもエネルギーがなく、極度のだるさや疲労感を表します。病気や薬の副作用、極度の疲労などが原因で起こることが多く、より医学的・深刻な印象があります。
まとめ
今回は「listless」と「lethargic」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「listless」は精神的な無気力、「lethargic」は身体的にも精神的にも強いだるさやエネルギーの欠如を表します。どちらも「元気がない」状態を表しますが、原因やニュアンスに応じて適切に使い分けることが大切です。