今回は「letter」と「epistle」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「letter」の意味と使い方
「letter」は、「手紙」という意味の名詞です。誰かに宛てて書いた文章で、個人的な内容からビジネスのやり取りまで、幅広い場面で使われる一般的な単語です。形式ばったものからカジュアルなものまで、状況に応じて柔軟に使えます。
「letter」を使った例文をみてみましょう。
- I received a letter from my friend yesterday.
昨日、友達から手紙を受け取りました。 - She wrote a letter to her grandmother.
彼女は祖母に手紙を書きました。 - He sent a job application letter.
彼は就職の応募書類を送りました。
「epistle」の意味と使い方
「epistle」は、「(形式ばった)書簡」や「書簡文学」という意味の名詞です。古風でフォーマルな響きを持ち、特に聖書の中の使徒書簡(The Epistles)や、歴史的・文学的な文脈で使われることが多いです。現代の一般的な会話ではほとんど使用されません。
「epistle」を使った例文をみてみましょう。
- He wrote an epistle to the local government expressing his concerns.
彼は懸念を伝えるため、地方自治体に書簡を送りました。 - The New Testament includes several epistles from Paul.
新約聖書にはパウロによるいくつかの書簡が含まれています。 - She composed a lengthy epistle on the nature of love.
彼女は愛の本質についての長文書簡をしたためました。
「letter」と「epistle」の違いとは
「letter」と「epistle」の違いについてみていきましょう。
「letter」は、現代のあらゆる場面で使われる一般的な言葉で、形式の有無にかかわらず、誰かに宛てた文書すべてを指します。個人的な内容からビジネスまで、非常に幅広く使われる語です。
一方、「epistle」は、フォーマルで格式のある文書を指し、文学的あるいは宗教的文脈で使われることが多いです。現代のカジュアルな文脈ではほとんど使われませんが、歴史や文学の分野ではよく見られる語です。
まとめ
今回は「letter」と「epistle」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「letter」は日常的でカジュアルにもフォーマルにも使える万能な言葉です。一方、「epistle」は古風でフォーマルな響きを持ち、特定の文脈(宗教・文学)で使われる表現です。場面に応じて、適切な語を選ぶことが大切です。