今回は「lawyer」と「barrister」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「lawyer」の意味と使い方
「lawyer」は、「弁護士」を意味する一般的な名詞です。法律に関する相談や助言、文書作成、訴訟の代理など、法律全般の業務に携わる人を指します。英語圏では国によって細かい職種区分はありますが、日常会話では最も広く使われる表現です。
「lawyer」を使った例文をみてみましょう。
- She is a lawyer specializing in corporate law.
彼女は企業法を専門とする弁護士です。 - I need to talk to a lawyer about this contract.
この契約について弁護士に相談する必要があります。 - Many lawyers work long hours to prepare their cases.
多くの弁護士は案件の準備のために長時間働きます。
「barrister」の意味と使い方
「barrister」は、主にイギリスや英連邦諸国で使われる「法廷弁護士」を意味する名詞です。裁判所での代理や法廷での弁護に特化しており、通常の法律相談や契約書作成などの業務は行わず、訴訟の専門家として活動します。
「barrister」を使った例文をみてみましょう。
- He became a barrister after passing the bar exam.
彼は司法試験に合格して法廷弁護士になりました。 - The barrister represented the client in the high court.
その法廷弁護士は高等裁判所で依頼人を代理しました。 - Barristers usually wear wigs and gowns in court.
法廷弁護士は通常、裁判ではかつらとガウンを着用します。
「lawyer」と「barrister」の違いとは
「lawyer」と「barrister」の違いについてみていきましょう。
「lawyer」は広い意味での弁護士全般を指し、法律相談、書類作成、裁判代理など、法律に関わる様々な業務を行う人を含みます。日常会話や国際的な文脈でも一般的に使われる言葉です。
一方、「barrister」は法廷での弁護や代理に特化した弁護士で、イギリスや一部の英連邦諸国で特に使われる専門職の呼び方です。裁判での発言や論理構築が主な業務で、日常的な法律相談は通常担当しません。
まとめ
今回は「lawyer」と「barrister」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「lawyer」は法律全般を扱う弁護士全般を指す広い表現であるのに対し、「barrister」は裁判に特化した法廷弁護士を指す専門的な表現です。国や文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。