今回は「later」と「latter」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「later」の意味と使い方
「later」は、「後で」「後に」という意味の副詞や形容詞です。時間に関する文脈で、現在または基準となる時点よりもあとを指します。日常会話でよく使われ、カジュアルな表現として広く活用されます。
「later」を使った例文をみてみましょう。
- I’ll call you later.
後で電話します。 - She arrived later than expected.
彼女は予想より遅れて到着しました。 - See you later!
また後でね!
「latter」の意味と使い方
「latter」は、「後者の」という意味の形容詞です。リストや文脈で言及された2つの事柄のうち、後のほうを指します。フォーマルな場面で使われることが多く、選択や比較の場面で役立ちます。
「latter」を使った例文をみてみましょう。
- Between chocolate and vanilla, I prefer the latter.
チョコレートとバニラのうち、私は後者のほうが好きです。 - The first option is cheaper, but the latter is more durable.
最初の選択肢は安いですが、後者のほうが耐久性があります。 - The latter half of the movie was more exciting.
映画の後半はさらにワクワクしました。
「later」と「latter」の違いとは
「later」と「latter」の違いについてみていきましょう。
「later」は時間に関連する表現で、「あとで」「遅れて」という時間的なニュアンスを持ちます。一方、「latter」は選択や比較の場面で使われ、「後者」を指す意味で、時間的な意味合いはありません。
たとえば、「I’ll call you later(後で電話します)」では、時間の流れを表現していますが、「I prefer the latter(後者のほうが好きです)」では、選択肢における後のものを示しています。
まとめ
今回は「later」と「latter」の意味や使い方の違いについて解説しました。「later」は時間に関連する表現で、日常的に使われます。「latter」は選択肢や比較の文脈で「後者」を表すフォーマルな表現です。この違いをしっかり理解して、適切に使い分けましょう。