今回は「know」と「recognize」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「know」の意味と使い方
「know」は、「知っている」「理解している」という意味の動詞です。人・事実・情報・スキルなどを以前から知っている、または理解している状態を表します。とても基本的で日常的な単語です。
「know」を使った例文をみてみましょう。
- I know her from college.
私は大学時代から彼女を知っています。 - Do you know the answer?
答えがわかりますか? - He knows how to fix cars.
彼は車の修理の仕方を知っています。
「recognize」の意味と使い方
「recognize」は、「見分ける」「識別する」「認識する」という意味の動詞です。以前に見たことがある人や物、音、状況などを見たり聞いたりして「思い出す」ことを表します。つまり、「一度見たり経験したものを思い出して気づく」というニュアンスがあります。
「recognize」を使った例文をみてみましょう。
- I didn’t recognize him at first.
最初は彼だと気づきませんでした。 - She recognized the song immediately.
彼女はすぐにその曲に気づきました。 - The computer recognizes your face.
コンピューターがあなたの顔を認識します。
「know」と「recognize」の違いとは
「know」と「recognize」の違いについてみていきましょう。
「know」は、誰かや何かについて情報や知識が「ある」状態を表します。たとえば、人を長く知っている場合や、情報・スキルについて理解している場合に使います。
一方、「recognize」は、何かを見たり聞いたりして「それに気づく」「思い出す」という瞬間的な行為を表します。つまり、以前に知っていたものに再び出会ったときに「わかる」ことです。
まとめ
今回は「know」と「recognize」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「know」は何かを知っているという知識の状態を表し、「recognize」は見たり聞いたりして、以前の記憶と結びつけてそれに気づくことを意味します。どちらも「知る」ことに関係していますが、ニュアンスと使い方が異なるので、文脈に応じて正しく使い分けましょう。