今回は「instruct」と「instructor」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「instruct」の意味と使い方
「instruct」は、「指示する」「教える」という意味を持つ動詞です。誰かにやり方を教えたり、何かをするように命じたりする際に使われます。ややフォーマルな印象があり、教育や職場などでよく使われる表現です。
「instruct」を使った例文をみてみましょう。
- The coach instructed the players to warm up.
コーチは選手たちにウォームアップするよう指示しました。 - He was instructed to report to the manager.
彼はマネージャーに報告するように指示されました。 - She instructed the class in basic painting techniques.
彼女はクラスに基本的な絵画技法を教えました。
「instructor」の意味と使い方
「instructor」は、「指導者」「インストラクター」「講師」という意味の名詞です。「instruct（教える）」という動詞に由来する語で、何かを教える役割のある人を指します。スポーツ、教育、研修など幅広い場面で使われます。
「instructor」を使った例文をみてみましょう。
- My driving instructor is very patient.
私の運転教官はとても忍耐強いです。 - She works as a fitness instructor at the gym.
彼女はジムでフィットネスインストラクターとして働いています。 - The instructor explained the lesson clearly.
講師は授業内容をわかりやすく説明しました。
「instruct」と「instructor」の違いとは
「instruct」と「instructor」の違いについてみていきましょう。
「instruct」は動詞で、「教える」「指示する」といった行動自体を表します。一時的な指導から専門的な教育まで、幅広い意味で使われます。
一方、「instructor」はその行動を行う「人」、つまり「教える立場の人」を意味します。学校やジム、専門講座など、知識や技術を他人に教える職業や役割を指すのが一般的です。
まとめ
今回は「instruct」と「instructor」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「instruct」は「教える」「指示する」という動詞であり、「instructor」はその動作を行う「教える人」「指導者」を意味する名詞です。動作とその担い手という関係にあり、文法的な使い方にも注意しながら覚えておくと便利です。