今回は「injure」と「wound」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「injure」の意味と使い方
「injure」は、「けがをさせる」「負傷させる」という意味の動詞です。事故やスポーツ、転倒などによって体の一部を痛めるときに使います。物理的なけがだけでなく、名誉や感情を傷つけるという意味でも使われることがあります。
「injure」を使った例文をみてみましょう。
- He injured his leg while playing soccer.
彼はサッカー中に足をけがしました。 - Several people were injured in the car accident.
その交通事故で数人がけがをしました。 - Her pride was injured by his words.
彼の言葉により彼女のプライドは傷つけられました。
「wound」の意味と使い方
「wound」は、「傷を負わせる」「傷つける」という意味の動詞・名詞です。特に、切り傷や刺し傷など、皮膚が切れたり破れたりした深い傷を表します。戦争や暴力などの文脈で使われることが多く、感情的な傷を表す場合にも使われます。
「wound」を使った例文をみてみましょう。
- The soldier was wounded in battle.
その兵士は戦闘で負傷しました。 - He had a deep wound on his arm.
彼の腕には深い傷がありました。 - Her words deeply wounded him.
彼女の言葉は彼を深く傷つけました。
「injure」と「wound」の違いとは
「injure」と「wound」の違いについてみていきましょう。
「injure」は、一般的なけがや損傷を広く指す言葉です。スポーツや事故など日常的な場面でのけがに使われることが多く、身体以外の「傷つき」もカバーできます。
一方、「wound」は、より深く、切る・刺すなどの外傷を伴う具体的な傷を表現します。また、戦争・暴力などの深刻な状況で使われることが多く、感情面でも「深い傷」を与えるニュアンスがあります。
まとめ
今回は「injure」と「wound」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「injure」は広い意味でのけがや損傷を示し、日常的・一般的な文脈で使われる一方、「wound」は特に深い傷や外傷、または感情的な深い痛みに対して使われることが多いです。文脈に応じて適切に使い分けましょう。