今回は「illness」と「sickness」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「illness」の意味と使い方
「illness」は、「病気」「疾病」という意味の名詞です。一般的に、長期間続く病気や深刻な健康問題を指す際に使われることが多く、フォーマルな表現です。医療や健康に関する文脈でよく用いられます。
「illness」を使った例文をみてみましょう。
- He was absent from work due to illness.
彼は病気のため仕事を休みました。 - Heart disease is a common illness in older adults.
心臓病は高齢者に多い病気です。 - She recovered quickly from her illness.
彼女は病気からすぐに回復しました。
「sickness」の意味と使い方
「sickness」は、「病気」「体調不良」「吐き気」という意味の名詞です。日常会話でも使われ、カジュアルに体調が悪いことや短期間の病気を表す際によく用いられます。また、「motion sickness（乗り物酔い）」のように、特定の症状を表すこともあります。
「sickness」を使った例文をみてみましょう。
- He called in sick because of sickness.
彼は体調不良で会社に休むと電話しました。 - She felt a wave of sickness after the boat ride.
彼女はボートに乗った後、吐き気を感じました。 - Childhood sicknesses are common and usually mild.
子どもの頃の病気はよくあるもので、通常は軽いです。
「illness」と「sickness」の違いとは
「illness」と「sickness」の違いについてみていきましょう。
「illness」は、比較的フォーマルで、長期的・深刻な病気を表すことが多く、医療や公的文書でも使われます。
一方、「sickness」は、日常的な体調不良や短期的な病気を表すことが多く、カジュアルな表現です。また、特定の症状（吐き気など）を指す場合にも使われます。
まとめ
今回は「illness」と「sickness」の意味や使い方の違いについて解説しました。「illness」はフォーマルで長期的・深刻な病気に使われ、「sickness」はカジュアルで短期的な体調不良や症状に使われます。文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。