今回は「hard」と「hardly」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「hard」の意味と使い方
「hard」は、形容詞や副詞として使われ、「固い」「難しい」「一生懸命に」という意味があります。物理的な硬さや、努力の程度、難易度を表す際に使われます。
「hard」を使った例文をみてみましょう。
- This bread is hard.
このパンは固いです。 - He works hard every day.
彼は毎日一生懸命働いています。 - Math is hard for me.
数学は私にとって難しいです。
「hardly」の意味と使い方
「hardly」は副詞で、「ほとんど~ない」「かろうじて」という意味があります。否定的な意味を強調する際に使われ、量や程度が非常に少ないことを表します。
「hardly」を使った例文をみてみましょう。
- I can hardly hear you.
ほとんどあなたの声が聞こえません。 - She hardly eats any sweets.
彼女はほとんど甘いものを食べません。 - We hardly had any time to relax.
私たちはほとんど休む時間がありませんでした。
「hard」と「hardly」の違いとは
「hard」と「hardly」の違いについてみていきましょう。
「hard」は物理的な硬さ、難しさ、一生懸命さなどを表す形容詞や副詞で、ポジティブにもネガティブにも使われます。
一方、「hardly」は「ほとんど~ない」という否定的な意味を持つ副詞で、量や頻度が非常に少ないことを強調する表現です。意味がまったく異なるので、文脈に注意して使う必要があります。
まとめ
今回は「hard」と「hardly」の意味や使い方の違いについて解説しました。「hard」は「一生懸命」「難しい」「固い」を表す形容詞・副詞で、「hardly」は「ほとんど~ない」を意味する副詞です。似た形ですが、意味が大きく異なるので注意して使い分けましょう。