今回は「graduate」と「finish」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「graduate」の意味と使い方
「graduate」は、「卒業する」という意味の動詞です。主に学校や大学など、正式な教育課程を修了することを表します。アメリカ英語では「graduate from ~」の形で使われることが多く、名詞として「卒業生(graduate)」の意味もあります。
「graduate」を使った例文をみてみましょう。
- She graduated from high school last year.
彼女は昨年高校を卒業しました。 - He will graduate from college next spring.
彼は来年の春に大学を卒業します。 - After I graduate, I want to travel.
卒業したら旅行したいです。
「finish」の意味と使い方
「finish」は、「終える」「終わる」「やり遂げる」という意味の動詞です。学校に限らず、何かの作業やタスク、活動などを完了することを表します。とても一般的で、日常的な幅広い場面で使われる単語です。
「finish」を使った例文をみてみましょう。
- I finished my homework.
宿題を終えました。 - Let me finish this job first.
まずこの仕事を終わらせてください。 - She finished reading the book.
彼女はその本を読み終えました。
「graduate」と「finish」の違いとは
「graduate」と「finish」の違いについてみていきましょう。
「graduate」は、学校や大学などの教育課程を「正式に修了」して「卒業する」ことを意味します。教育機関に特化した使い方で、証明書や学位が授与されるような正式な完了を表します。
一方、「finish」はもっと広い意味を持ち、日常のあらゆる活動や仕事、作業などを「終える」際に使われます。教育に関しても使うことはできますが、「graduate」のような「卒業」というフォーマルなニュアンスはありません。
まとめ
今回は「graduate」と「finish」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「graduate」は教育課程を正式に修了して卒業することを指し、「finish」はより一般的に、何かを終える・完了する意味で使われます。学校を卒業する場合には「graduate」、日常の作業を終える場合には「finish」と、文脈に応じて使い分けることが大切です。