今回は「full」と「fully」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「full」の意味と使い方
「full」は、「いっぱいの」「満ちた」という意味の形容詞です。物理的な容量や量、感情の状態を表す際に使われます。日常会話からフォーマルな文章まで幅広く使える表現です。
「full」を使った例文をみてみましょう。
- The bottle is full of water.
そのボトルは水でいっぱいです。 - My schedule is full today.
今日は予定がいっぱいです。 - She felt full of energy.
彼女は元気でいっぱいでした。
「fully」の意味と使い方
「fully」は、「完全に」「十分に」という意味の副詞です。動詞や形容詞を修飾して、行動や状態が完全であることを強調する際に使われます。フォーマルな文章でも日常会話でも使われます。
「fully」を使った例文をみてみましょう。
- I fully understand your point.
あなたの言いたいことは完全に理解しています。 - The room was fully booked.
その部屋は完全に予約で埋まっていました。 - She fully enjoyed the concert.
彼女はコンサートを存分に楽しみました。
「full」と「fully」の違いとは
「full」と「fully」の違いについてみていきましょう。
「full」は形容詞で、名詞を修飾し「いっぱいの」「満ちた」という状態を表します。物や人の状態、感情やスケジュールの満たされ具合などを表現するのに使います。
一方、「fully」は副詞で、動詞や形容詞を修飾し、「完全に」「十分に」という意味を表します。行動や状態の程度を強調したい時に使うのが特徴です。
まとめ
今回は「full」と「fully」の意味や使い方の違いについて解説しました。「full」は形容詞で「いっぱいの」という状態を示し、「fully」は副詞で「完全に」「十分に」という程度を強調する表現です。文脈に応じて正しく使い分けることが重要です。