今回は「fragmented」と「disjointed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「fragmented」の意味と使い方
「fragmented」は、「断片化した」「バラバラになった」という意味の形容詞です。何かが小さな部分に分かれてまとまりがない状態を指します。情報や社会、組織、考えなどが一体性を失っているときによく使われます。
「fragmented」を使った例文をみてみましょう。
- The report was fragmented and hard to follow.
その報告書は断片的でわかりづらかったです。 - Modern society can feel fragmented.
現代社会は断片化しているように感じられます。 - The author’s thoughts seemed fragmented in the article.
その記事では筆者の考えがバラバラに見えました。
「disjointed」の意味と使い方
「disjointed」は、「ちぐはぐな」「つながりのない」という意味の形容詞です。話や文章、出来事などに論理的なつながりや流れがなく、まとまりのない印象を与える場合に使います。
「disjointed」を使った例文をみてみましょう。
- His speech was disjointed and confusing.
彼のスピーチはちぐはぐでわかりにくかったです。 - The story felt disjointed and lacked flow.
その物語はつながりがなく、流れに欠けていました。 - She gave a disjointed explanation of the situation.
彼女の状況説明はまとまりに欠けていました。
「fragmented」と「disjointed」の違いとは
「fragmented」と「disjointed」の違いについてみていきましょう。
「fragmented」は、物理的・概念的に何かが分断され、ひとつにまとまっていない状態を示します。断片化しており、全体としての統一感がない状態です。
一方、「disjointed」は、主に話や文章、物語などにおいて、アイデアやパーツが論理的・時間的につながっていない状態を示します。内容の連続性や一貫性が失われている印象です。
まとめ
今回は「fragmented」と「disjointed」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「fragmented」は物事が物理的・抽象的に分断されている状態を、「disjointed」は話や説明に一貫性や流れが欠けている状態を表します。どちらも「まとまりのなさ」を示しますが、その焦点や使われる文脈に違いがある点に注意しましょう。