今回は「enraged」と「livid」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「enraged」の意味と使い方
「enraged」は、「激怒した」「非常に怒っている」という意味の形容詞です。怒りが極限に達している状態を表し、フォーマル・文語的な表現でもあります。
「enraged」を使った例文をみてみましょう。
- She was enraged by the unfair decision.
彼女はその不公平な決定に激怒しました。 - The boss became enraged when he saw the report.
上司はその報告書を見て激怒しました。 - He was enraged at the treatment of the animals.
彼は動物の扱いに激怒していました。
「livid」の意味と使い方
「livid」は、「激怒して」「顔を青ざめさせるほど怒っている」という意味の形容詞です。感情の爆発寸前のような、非常に強い怒りを表すカジュアルな表現で、会話の中でも使われます。
「livid」を使った例文をみてみましょう。
- He was absolutely livid when he found out the truth.
彼は真実を知って激怒しました。 - She was livid with anger after hearing the news.
彼女はそのニュースを聞いて怒り心頭でした。 - My dad was livid when I came home late.
私が遅く帰宅して、父はカンカンに怒っていました。
「enraged」と「livid」の違いとは
「enraged」と「livid」の違いについてみていきましょう。
「enraged」は、フォーマルな印象があり、文書やニュース、真面目な場面で「非常に怒っている」状態を客観的に伝える際によく使われます。
一方、「livid」は、カジュアルな会話で感情の強さを強調するときに使われ、怒りがあまりに強すぎて顔色が変わるような場面をイメージさせます。より感情的で口語的な表現です。
まとめ
今回は「enraged」と「livid」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「enraged」はフォーマルで書き言葉向きな表現、「livid」は口語で感情の激しさを強調する際に使います。どちらも「激しい怒り」を表しますが、場面やニュアンスによって使い分けることが大切です。