今回は「engrossed」と「absorbed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「engrossed」の意味と使い方
「engrossed」は、「夢中になっている」「没頭している」という意味の形容詞です。あることに意識を完全に奪われていて、他のことが目に入らないような状態を表します。ややフォーマルな表現です。
「engrossed」を使った例文をみてみましょう。
- She was completely engrossed in the book.
彼女はその本に完全に夢中になっていました。 - He was so engrossed in the game that he forgot the time.
彼はゲームに夢中になりすぎて時間を忘れてしまいました。 - They were engrossed in conversation.
彼らは会話に没頭していました。
「absorbed」の意味と使い方
「absorbed」も「夢中になっている」「没頭している」という意味の形容詞です。「engrossed」と非常によく似ていますが、より日常的な言い方で、特に注意や興味を強く引かれていることを表します。
「absorbed」を使った例文をみてみましょう。
- He was absorbed in his work.
彼は仕事に没頭していました。 - The child was absorbed in the cartoon.
子どもはアニメに夢中でした。 - I became absorbed in the story.
私はその物語に引き込まれました。
「engrossed」と「absorbed」の違いとは
「engrossed」と「absorbed」はどちらも「何かに夢中になっている」という意味を持っていますが、微妙なニュアンスに違いがあります。
「engrossed」は、特定の対象に意識が完全に向いていて、他のことが一切気にならないような状態を表すやや強い表現です。
一方、「absorbed」はもう少し柔らかく、興味や関心によって自然に集中しているようなイメージです。日常会話でもよく使われます。
まとめ
今回は「engrossed」と「absorbed」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。どちらも「夢中」「没頭」という意味を持ちますが、「engrossed」はより強い集中やフォーマルな響きがあり、「absorbed」は自然な形での関心や集中を表します。使う場面や文章のトーンに応じて使い分けることが大切です。