今回は「doubt」と「question」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「doubt」の意味と使い方
「doubt」は、「疑う」「疑念を持つ」という意味の名詞や動詞です。ある情報や事実、意見などの正しさや信頼性に対して「本当かな?」と疑いの気持ちを持つときに使います。多くの場合、否定的なニュアンスが含まれます。
「doubt」を使った例文をみてみましょう。
- I doubt his story is true.
彼の話が本当かどうか疑わしいです。 - She had serious doubts about the plan.
彼女はその計画に大きな疑問を抱いていました。 - There is no doubt that he is guilty.
彼が有罪であることに疑いの余地はありません。
「question」の意味と使い方
「question」は、「質問」「問い」という名詞、または「疑問を持つ」「問いただす」という動詞として使われます。相手に情報を求めたり、何かについて考え直したり確認したいときに使われます。疑念を含む場合もありますが、「doubt」よりも広い意味で使われる語です。
「question」を使った例文をみてみましょう。
- Can I ask you a question?
質問してもいいですか? - The reporter questioned the president’s decision.
記者は大統領の決定について問いただしました。 - He began to question his beliefs.
彼は自分の信念に疑問を持ち始めました。
「doubt」と「question」の違いとは
「doubt」と「question」の違いについてみていきましょう。
「doubt」は、物事を信じられない、または本当ではないと考える感情を表すときに使われます。たとえば、「I doubt it.(それは疑わしい)」のように、信頼できないという否定的な気持ちが強調されます。
一方、「question」は、単に「何かを確かめたい」「知りたい」という気持ちや、ある物事に対して考え直す・検討するというニュアンスを含みます。より中立的で幅広い文脈で使うことができます。
まとめ
今回は「doubt」と「question」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「doubt」は否定的で信じられないという気持ちを表す一方、「question」は情報を求める、あるいは検討・確認したいという中立的な意味合いがあります。場面や感情に合わせて正しく使い分けることが大切です。