今回は「doctor」と「physician」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「doctor」の意味と使い方
「doctor」は、「医者」または「博士」という意味を持つ名詞です。日常会話では「医者」を指して使われることが多く、診察や治療を行う人全般をカジュアルに指す表現です。また、Ph.D(博士号)を持つ人にも使われます。
「doctor」を使った例文をみてみましょう。
- I’m going to see the doctor today.
今日はお医者さんに診てもらいます。 - She became a doctor after many years of study.
彼女は長年の勉強の末に医者になりました。 - Dr. Smith is a history doctor, not a medical doctor.
スミス博士は医学ではなく歴史の博士です。
「physician」の意味と使い方
「physician」は、「内科医」または「医師」という意味の名詞です。アメリカ英語では特に外科医(surgeon)ではない、診断や内科治療を行う医師を指すややフォーマルな表現です。イギリス英語ではより専門的・職業的な意味で使われます。
「physician」を使った例文をみてみましょう。
- You should consult a physician if the symptoms persist.
症状が続く場合は内科医に相談すべきです。 - He works as a general physician at a city hospital.
彼は市立病院で一般内科医として働いています。 - The physician prescribed some medication.
その医師は薬を処方しました。
「doctor」と「physician」の違いとは
「doctor」と「physician」の違いについてみていきましょう。
「doctor」は、医者全般や博士号保持者をカジュアルに指す広い意味の語で、日常会話でよく使われます。医師であっても学者であっても「Dr.」の敬称が使われます。
一方、「physician」は、より専門的・職業的な言い回しで、特に内科を中心とした診察・治療を行う「医師」を意味し、ややフォーマルな表現です。医療業界や書類上で使われることが多いです。
まとめ
今回は「doctor」と「physician」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「doctor」はカジュアルで幅広い意味を持つ言葉で、「physician」は特に医師、それも診断・治療を行う専門家としての意味が強いフォーマルな表現です。場面に応じて適切に使い分けましょう。