今回は「distrustful」と「suspicious」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「distrustful」の意味と使い方
「distrustful」は、「疑い深い」「信用しない」という意味の形容詞です。他人や物事に対して信頼を持たない姿勢を表します。特に、根拠のあるなしにかかわらず、相手の誠実さや正当性を信じようとしない態度を示すときに使われます。
「distrustful」を使った例文をみてみましょう。
- He is distrustful of politicians.
彼は政治家を信用していません。 - She gave him a distrustful look.
彼女は彼に疑いの目を向けました。 - The villagers were distrustful of outsiders.
村人たちはよそ者を信用していませんでした。
「suspicious」の意味と使い方
「suspicious」は、「疑わしい」「怪しい」「疑っている」という意味の形容詞です。何かが正常ではない、または悪意がある可能性を感じたときに使います。人だけでなく、状況や行動、物事に対しても使われます。
「suspicious」を使った例文をみてみましょう。
- The police found his behavior suspicious.
警察は彼の行動を怪しいと感じました。 - She became suspicious when he arrived late.
彼が遅れて到着したとき、彼女は疑いを持ちました。 - There was a suspicious package on the train.
電車に怪しい荷物がありました。
「distrustful」と「suspicious」の違いとは
「distrustful」と「suspicious」の違いについて見てみましょう。
「distrustful」は、他人や物事を信じないという「態度」や「傾向」を表します。ある人が根本的に他者を信じない性格であることを示すときによく使われます。
一方、「suspicious」は、何か特定の状況や行動が「怪しい」「おかしい」と感じたときに使われる言葉です。信じないというより、「不審に思う」「疑いを持つ」というニュアンスが強くなります。
まとめ
今回は「distrustful」と「suspicious」の意味や使い方の違いについて解説しました。「distrustful」は他人や物事に対して根本的に信用しない態度を、「suspicious」は特定の人や状況を疑わしく感じることを表します。どちらも「疑い」に関する表現ですが、使い方やニュアンスに違いがあるため、文脈に合わせて使い分けることが大切です。