今回は「ecstatic」と「euphoric」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「ecstatic」の意味と使い方
「ecstatic」は、「有頂天の」「非常に喜んでいる」という意味の形容詞です。強い喜びや興奮の感情を表し、嬉しさのあまり感情が高ぶっているような場面で使われます。日常会話でも使われる、感情のこもった表現です。
「ecstatic」を使った例文をみてみましょう。
- She was ecstatic about the good news.
彼女はその良い知らせに大喜びでした。 - The fans were ecstatic after the team’s victory.
チームの勝利にファンたちは有頂天になりました。 - He was ecstatic to see his favorite singer on stage.
彼は大好きな歌手をステージで見て大興奮でした。
「euphoric」の意味と使い方
「euphoric」は、「多幸感に満ちた」「幸福感にあふれた」という意味の形容詞です。こちらも非常に強い喜びの感情を表しますが、やや医学的・心理的なニュアンスを持つこともあり、フォーマルな場面や文語的な文脈で使われることが多いです。
「euphoric」を使った例文をみてみましょう。
- She felt euphoric after receiving the award.
賞を受け取った後、彼女は多幸感に包まれていました。 - The euphoric mood of the celebration lasted for hours.
お祝いの多幸感あふれる雰囲気は何時間も続きました。 - He was euphoric when he heard the news of the baby’s birth.
赤ちゃんが生まれたという知らせを聞いたとき、彼は幸福感でいっぱいでした。
「ecstatic」と「euphoric」の違いとは
「ecstatic」と「euphoric」は、どちらも「非常にうれしい」「幸福感に満ちている」という意味ですが、ニュアンスに違いがあります。
「ecstatic」は感情が爆発するような喜び、有頂天の状態を表し、カジュアルな会話でも使いやすい単語です。興奮気味のポジティブな気持ちをストレートに表現できます。
一方、「euphoric」は心の奥からじわじわ湧き上がるような幸福感を表現し、よりフォーマル・文学的・医学的な場面で使われる傾向があります。
まとめ
今回は「ecstatic」と「euphoric」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「ecstatic」は感情が高ぶったような喜びを示し、「euphoric」は内面的な幸福感や陶酔感を表します。どちらも非常に喜んでいる状態ですが、使われる場面やニュアンスに違いがあるため、状況に応じて使い分けましょう。