今回は「distressed」と「anguished」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「distressed」の意味と使い方
「distressed」は、「苦しんでいる」「悩んでいる」「動揺している」という意味の形容詞です。感情的、精神的、あるいは経済的な困難に直面している状態を表します。日常会話でも使われる比較的一般的な表現です。
「distressed」を使った例文をみてみましょう。
- She looked distressed after the argument.
口論の後、彼女は動揺しているように見えました。 - The distressed child was looking for his mother.
その困っている子どもは母親を探していました。 - The company is in a financially distressed state.
その会社は経済的に困難な状況にあります。
「anguished」の意味と使い方
「anguished」は、「非常に苦しんでいる」「悲痛な」という意味の形容詞です。深い悲しみや激しい心の痛みを表します。感情の強さが「distressed」よりも深刻で劇的な場面で使われます。文学的・ドラマチックな場面でよく登場します。
「anguished」を使った例文をみてみましょう。
- He gave an anguished cry when he heard the news.
その知らせを聞いて、彼は悲痛な叫び声を上げました。 - Her anguished expression revealed her deep sorrow.
彼女の悲痛な表情は深い悲しみを物語っていました。 - The mother’s anguished plea moved everyone to tears.
その母親の悲痛な訴えは、皆を涙させました。
「distressed」と「anguished」の違いとは
「distressed」と「anguished」の違いについて見てみましょう。
「distressed」は、困っている、悩んでいる、または心が乱れている状態を表す一般的な言葉で、感情的・身体的・経済的など幅広い状況に使えます。
一方、「anguished」は、非常に深く激しい心の痛みや苦しみを表す言葉で、感情の強さがより深刻で切実な印象を与えます。主に感情面での激しい苦悩を強調したいときに使います。
まとめ
今回は「distressed」と「anguished」の意味や使い方の違いについて解説しました。「distressed」は困難な状況での苦しみや悩みを幅広く表す一方で、「anguished」は非常に深刻で心を締め付けるような悲しみや痛みを強く表現する言葉です。文脈や感情の強さに応じて、適切に使い分けましょう。