今回は「dismayed」と「distressed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「dismayed」の意味と使い方
「dismayed」は、「がっかりした」「動揺した」「落胆した」という意味の形容詞です。予想外の悪い知らせや望ましくない状況に対して、驚きや失望、戸惑いの感情を抱くときに使われます。
「dismayed」を使った例文をみてみましょう。
- She was dismayed by the test results.
彼女はテストの結果に落胆しました。 - I was dismayed to hear the bad news.
その悪い知らせを聞いてがっかりしました。 - Many fans were dismayed when the concert was canceled.
コンサートが中止され、多くのファンが落胆しました。
「distressed」の意味と使い方
「distressed」は、「苦しんでいる」「心を痛めている」「非常に困っている」という意味の形容詞です。精神的・感情的な痛みや深い悩み、または困難な状況にあることを表します。より強い感情の苦痛を伴う表現です。
「distressed」を使った例文をみてみましょう。
- He was deeply distressed by the loss of his pet.
彼はペットを失って深く心を痛めていました。 - She looked distressed after the argument.
彼女は口論のあとでつらそうな表情をしていました。 - The company is financially distressed.
その会社は財政的に苦境に立たされています。
「dismayed」と「distressed」の違いとは
「dismayed」と「distressed」は、どちらもネガティブな感情を表しますが、ニュアンスに違いがあります。
「dismayed」は、驚きや失望による動揺・がっかりした気持ちを指し、比較的一時的で軽度な感情を表すことが多いです。
一方、「distressed」は、心の痛みや苦悩、深い不安・悲しみを表し、より強く深刻な感情や状況に使われます。
まとめ
今回は「dismayed」と「distressed」の意味や使い方の違いについて解説しました。「dismayed」は落胆や動揺を表す軽めの表現で、「distressed」は精神的苦痛や困難な状況にあることを示すより深刻な表現です。感情の強さや文脈に応じて使い分けましょう。