今回は「dismayed」と「alarmed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「dismayed」の意味と使い方
「dismayed」は、「がっかりした」「動揺した」「困惑した」といった感情を表す形容詞です。予期しなかった悪い知らせや望ましくない出来事に対して、驚きと落胆が混じったような気持ちを表します。
「dismayed」を使った例文をみてみましょう。
- She was dismayed by the test results.
彼女は試験の結果にがっかりしました。 - We were dismayed to hear the news.
そのニュースを聞いて私たちは動揺しました。 - He looked dismayed when he saw the damage.
その損害を見て彼は困惑した様子でした。
「alarmed」の意味と使い方
「alarmed」は、「不安になった」「驚いた」「恐れを感じた」といった意味の形容詞です。危険や異常を感じて警戒心が高まったときの感情を表します。「警報(alarm)」という単語からもわかるように、緊急性や恐怖を含んだ反応です。
「alarmed」を使った例文をみてみましょう。
- He was alarmed by the loud noise.
大きな音に彼は驚きました。 - The sudden drop in temperature left them alarmed.
気温の急激な低下に彼らは不安を感じました。 - I was alarmed to see smoke coming from the engine.
エンジンから煙が出ているのを見て私はぎょっとしました。
「dismayed」と「alarmed」の違いとは
「dismayed」と「alarmed」は、どちらも予期しない出来事に対するネガティブな感情を表しますが、意味合いと使われる場面に違いがあります。
「dismayed」は、がっかりしたり、困惑したりする気持ちを表し、主に精神的・感情的なショックに使われます。失望や悲しみに近いニュアンスがあります。
一方、「alarmed」は、危険や異常に対する不安や恐れを強調する言葉で、身体的な反応や警戒感と結びつくことが多いです。より緊迫感があります。
まとめ
今回は「dismayed」と「alarmed」の意味や使い方の違いについて解説しました。「dismayed」は失望や困惑を、「alarmed」は恐れや不安を表します。どちらもショックを受けた際の感情を表しますが、感情の種類や強さ、状況に応じて使い分けることが大切です。