今回は「dislike」と「loathe」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「dislike」の意味と使い方
「dislike」は、「嫌いである」「好まない」という意味の動詞です。ある物事や人に対して好意を持たないときに使う、比較的穏やかな否定的表現です。日常会話でもフォーマルな場面でも使えます。
「dislike」を使った例文をみてみましょう。
- I dislike spicy food.
私は辛い食べ物が苦手です。 - She dislikes getting up early.
彼女は早起きが嫌いです。 - He dislikes loud music.
彼は大音量の音楽が好きではありません。
「loathe」の意味と使い方
「loathe」は、「ひどく嫌う」「嫌悪する」という意味の動詞です。「dislike」よりも感情が強く、対象に対して非常に強い拒否感や嫌悪感を持っていることを表します。ややフォーマルで書き言葉に多く見られます。
「loathe」を使った例文をみてみましょう。
- I loathe violence.
私は暴力をひどく嫌悪しています。 - She loathes hypocrisy.
彼女は偽善を激しく嫌っています。 - He loathes doing paperwork.
彼は書類仕事が大嫌いです。
「dislike」と「loathe」の違いとは
「dislike」と「loathe」の違いについてみていきましょう。
「dislike」は、単に「好きではない」「あまり好まない」という意味合いで使われる、比較的軽い否定表現です。
それに対して「loathe」は、非常に強い嫌悪や拒絶の感情を伴い、「大嫌い」「我慢できないほど嫌い」というニュアンスを持ちます。そのため、感情が強い場面やフォーマルな文脈で用いられることが多いです。
まとめ
今回は「dislike」と「loathe」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「dislike」は穏やかな否定の気持ちを表し、「loathe」は非常に強い嫌悪感を示します。感情の強さや使う場面に応じて、適切に使い分けることが大切です。