今回は「disgust」と「repugnance」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「disgust」の意味と使い方
「disgust」は、「嫌悪感」「不快感」を表す名詞または動詞です。何かに対して強い嫌な気持ちや、見るだけで吐き気を催すような感情を指します。日常会話からビジネスまで幅広く使われます。
「disgust」を使った例文をみてみましょう。
- The smell of rotten food filled her with disgust.
腐った食べ物の匂いに彼女は嫌悪感を抱きました。 - He looked at the mess in disgust.
彼はその散らかった様子を嫌そうに見ました。 - Her behavior disgusted everyone.
彼女の行動は皆を不快にさせました。
「repugnance」の意味と使い方
「repugnance」は、「強い嫌悪」「反感」という意味の名詞です。非常にフォーマルな表現で、道徳的・感情的に受け入れがたい物事に対して使われます。論文や文章、知的な会話などで使われることが多いです。
「repugnance」を使った例文をみてみましょう。
- He felt moral repugnance at the idea of cheating.
彼は不正行為の考えに対して道徳的な嫌悪を感じました。 - Her voice was filled with repugnance.
彼女の声には強い嫌悪が込められていました。 - There is widespread repugnance toward animal cruelty.
動物虐待に対して広く嫌悪感が存在しています。
「disgust」と「repugnance」の違いとは
「disgust」と「repugnance」はどちらも「嫌悪感」を表しますが、使い方やニュアンスに違いがあります。
「disgust」は、視覚的・感覚的に不快なものや、行動・態度に対して使われる、より日常的で一般的な表現です。感情が直接的かつ強烈に表現されます。
一方、「repugnance」は、より深いレベルでの道徳的・倫理的な嫌悪感を示す言葉で、やや硬い表現です。特に理性的な反発や、心の奥底からの拒否反応といった印象を与えます。
まとめ
今回は「disgust」と「repugnance」の意味や使い方の違いについて解説しました。「disgust」は感覚的で直接的な嫌悪を表す一般的な単語、「repugnance」は道徳的・理性的な反発を含むフォーマルな表現です。文脈や語調に応じて、適切に使い分けましょう。