今回は「discouraged」と「defeated」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「discouraged」の意味と使い方
「discouraged」は、「落ち込んだ」「気持ちがくじけた」という意味の形容詞です。何かがうまくいかなかったときや、期待が裏切られたときに感じる一時的な失望や意欲の低下を表します。完全にあきらめたわけではなく、まだ立ち直る可能性があります。
「discouraged」を使った例文をみてみましょう。
- She felt discouraged after failing the test.
彼女はテストに落ちて落ち込んでいました。 - Don’t be discouraged — try again!
落ち込まないで、もう一度挑戦してみて! - He was discouraged by the lack of progress.
彼は進展のなさに気落ちしていました。
「defeated」の意味と使い方
「defeated」は、「打ち負かされた」「敗北した」という意味の形容詞です。試合や争いに負けたときだけでなく、精神的に完全に打ちのめされた状態にも使われます。「discouraged」よりも深い絶望感や無力感を含む表現です。
「defeated」を使った例文をみてみましょう。
- The team looked defeated after the final whistle.
試合終了の笛が鳴った後、チームは敗北感に満ちていました。 - He sat down with a defeated expression.
彼は敗北感をにじませた表情で座り込みました。 - She felt completely defeated by the situation.
彼女はその状況に完全に打ちのめされた気分でした。
「discouraged」と「defeated」の違いとは
「discouraged」と「defeated」の違いについて見てみましょう。
「discouraged」は、一時的な落ち込みや意欲の低下を表す言葉で、再び立ち上がれる可能性を含んでいます。ちょっとした失敗や挫折で気持ちが沈んでいる状態に使われます。
一方、「defeated」は、精神的・物理的に完全に打ち負かされた状態を表します。希望や自信をすっかり失い、立ち上がる気力さえなくしているような深い敗北感を伴います。
まとめ
今回は「discouraged」と「defeated」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「discouraged」は一時的な落ち込みを表し、再挑戦の余地がありますが、「defeated」はより深刻で、完全に打ちのめされた状態を表します。感情の深さや文脈に応じて適切に使い分けましょう。