今回は「devastated」と「broken」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「devastated」の意味と使い方
「devastated」は、「ひどく打ちのめされた」「打撃を受けた」という意味の形容詞です。感情的・精神的なショックや深い悲しみによって、心が壊れてしまったような状態を表します。非常に強い表現で、失恋や死別、大きな損失など深刻な出来事の後によく使われます。
「devastated」を使った例文をみてみましょう。
- She was devastated by the news of her father’s death.
彼女は父親の死の知らせに打ちのめされました。 - He looked devastated after the breakup.
彼は別れた後、打ちひしがれた様子でした。 - The whole town was devastated by the flood.
町全体が洪水で壊滅的な被害を受けました。
「broken」の意味と使い方
「broken」は、「壊れた」という意味の形容詞ですが、物理的な「壊れた」だけでなく、感情的に「傷ついた」「壊れてしまった」状態を表すこともあります。比較的幅広い状況で使える表現で、日常会話にも登場します。
「broken」を使った例文をみてみましょう。
- The chair is broken.
その椅子は壊れています。 - He felt broken after the argument.
彼はその口論の後、心が折れたように感じました。 - She spoke in a broken voice.
彼女はかすれた声で話しました。
「devastated」と「broken」の違いとは
「devastated」と「broken」の違いについて見ていきましょう。
「devastated」は、感情的・精神的なダメージが非常に大きく、完全に打ちのめされた状態を表す強い表現です。特定の出来事によるショックが原因であることが多いです。
一方、「broken」は、より広く使われ、物理的なものが壊れている状態にも、心が傷ついている様子にも使えます。感情的な表現としては「devastated」よりもやや軽いニュアンスがあります。
まとめ
今回は「devastated」と「broken」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「devastated」は深刻な感情的ダメージを強く表すフォーマルな表現、「broken」は物理的にも感情的にも使える、より一般的な語です。感情の深さや文脈に応じて使い分けましょう。