今回は「despondent」と「defeated」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「despondent」の意味と使い方
「despondent」は、「落ち込んだ」「意気消沈した」という意味の形容詞です。強い失望や希望を失った感情を表し、精神的に深く落ち込んでいる状態を指します。ややフォーマルで文学的な文脈でも使われることがあります。
「despondent」を使った例文をみてみましょう。
- He felt despondent after losing his job.
彼は仕事を失って落ち込んでいました。 - She grew despondent over time as nothing improved.
何も改善されなかったので、彼女は次第に意気消沈していきました。 - The team was despondent after their repeated losses.
チームは連敗で落ち込んでいました。
「defeated」の意味と使い方
「defeated」は、「打ち負かされた」「敗北した」という意味の形容詞です。試合や議論などで負けたとき、または精神的に打ちのめされたときに使われます。物理的または比喩的な「敗北」の状態を表す語です。
「defeated」を使った例文をみてみましょう。
- The players looked defeated after the final whistle.
試合終了の笛の後、選手たちは打ちひしがれていました。 - He gave a defeated sigh and walked away.
彼は敗北感に満ちたため息をついて立ち去りました。 - She felt defeated by all the challenges she faced.
彼女は直面する数々の困難に打ちのめされた気持ちになっていました。
「despondent」と「defeated」の違いとは
「despondent」と「defeated」の違いについて見てみましょう。
「despondent」は、主に内面的・感情的な落ち込みや絶望感を表します。希望を失った深い悲しみや無力感に焦点があります。
一方、「defeated」は、敗北や負けを経験した結果としての感情や態度を表し、具体的な「負けた」という事実に基づく状態です。精神的な意味でも使われますが、より直接的な敗北のイメージがあります。
まとめ
今回は「despondent」と「defeated」の意味や使い方の違いについて解説しました。「despondent」は希望を失って落ち込んだ感情を、「defeated」は敗北による打ちのめされた状態を表します。どちらもネガティブな感情ですが、そのニュアンスと背景には違いがあります。文脈に応じて使い分けましょう。