今回は「desperate」と「frantic」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「desperate」の意味と使い方
「desperate」は、「必死の」「絶望的な」「どうしても〜したい」という意味を持つ形容詞です。状況が非常に悪く、最後の手段を取るような切迫した気持ちを表すときによく使われます。また、「強く〜を望む」という意味でも使われます。
「desperate」を使った例文をみてみましょう。
- He was desperate to find a job.
彼は仕事を見つけるのに必死でした。 - She gave me a desperate look.
彼女は私に必死の表情を向けました。 - In a desperate attempt, they tried to escape.
彼らは必死の試みで逃げようとしました。
「frantic」の意味と使い方
「frantic」は、「取り乱した」「慌てふためいた」「必死の」という意味の形容詞です。強い不安や焦り、パニックのような感情によって混乱した行動を表す時に使われます。速い動作や混乱した様子を強調することが多いです。
「frantic」を使った例文をみてみましょう。
- She made a frantic call to the police.
彼女は警察に慌てて電話しました。 - He was frantic with worry.
彼は心配で取り乱していました。 - We had a frantic search for the lost keys.
私たちは失くした鍵を必死に探しました。
「desperate」と「frantic」の違いとは
「desperate」と「frantic」はどちらも「必死の」や「切羽詰まった」状態を表しますが、ニュアンスに違いがあります。
「desperate」は、希望を失っていたり、極端な状況に追い込まれていたりする時に使われることが多く、精神的・感情的な切迫感を含みます。
一方、「frantic」は、感情的に混乱して慌てふためいている様子や、急いでいるために動作が乱れている状態を表します。スピードや動揺が強調されるのが特徴です。
まとめ
今回は「desperate」と「frantic」の意味や使い方の違いについて解説しました。「desperate」は精神的な切迫や絶望、「frantic」は動作の混乱や慌てた様子を表す時に使います。どちらも緊迫した状況を表す語ですが、感情の種類や動作の違いに注目して使い分けましょう。