今回は「degree」と「major」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「degree」の意味と使い方
「degree」は、「学位」や「程度」を意味する名詞です。特に教育の分野では、大学などで一定の課程を修了したときに授与される「学位」を指します。また、他の文脈では「温度」や「程度」などの意味でも使われます。
「degree」を使った例文をみてみましょう。
- She earned a degree in engineering.
彼女は工学の学位を取得しました。 - He has a master’s degree in economics.
彼は経済学の修士号を持っています。 - It’s 30 degrees Celsius today.
今日は摂氏30度です。
「major」の意味と使い方
「major」は、「専攻」や「主要な」という意味の名詞および形容詞です。名詞として使うときは、大学などで自分が専門的に学ぶ分野(専攻)を指します。形容詞としては「主要な」「重要な」という意味になります。
「major」を使った例文をみてみましょう。
- My major is psychology.
私の専攻は心理学です。 - She decided to major in biology.
彼女は生物学を専攻することに決めました。 - Climate change is a major global issue.
気候変動は世界的に重要な問題です。
「degree」と「major」の違いとは
「degree」と「major」の違いについてみていきましょう。
「degree」は、大学などで修了時に与えられる「学位」を指し、「どのレベルの教育を終えたか」という証明になります。たとえば「bachelor’s degree(学士号)」や「master’s degree(修士号)」などがあります。
一方、「major」は、その学位を取得する過程で「どの分野を中心に学んだか」を示すものです。たとえば、「a degree in economics(経済学の学位)」の中で、「economics」が「major(専攻)」となります。
まとめ
今回は「degree」と「major」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「degree」は学位を、「major」はその学位の中での専攻分野を指します。大学での学習内容や資格を説明するとき、それぞれの言葉を正しく使い分けることが大切です。