今回は「crushed」と「defeated」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「crushed」の意味と使い方
「crushed」は、「押しつぶされた」「打ちのめされた」「完敗した」という意味の形容詞(または動詞の過去分詞)です。物理的に「潰された」という意味だけでなく、精神的・感情的な「打撃」や「圧倒的な敗北」を表す場合にも使われます。
「crushed」を使った例文をみてみましょう。
- Our team was crushed in the finals.
私たちのチームは決勝で完敗しました。 - She felt crushed by the news.
彼女はその知らせに打ちのめされました。 - The car was crushed in the accident.
その車は事故で潰れました。
「defeated」の意味と使い方
「defeated」は、「敗北した」「打ち負かされた」という意味の形容詞(または動詞の過去分詞)です。試合や戦争などの勝敗が明確な場面で「負けた」ことを冷静に表現する言葉です。感情的な要素はあまりなく、事実としての「敗北」を示します。
「defeated」を使った例文をみてみましょう。
- They were defeated in the championship game.
彼らは選手権の試合で敗北しました。 - The army was defeated after a long battle.
その軍隊は長い戦いの末に敗れました。 - He looked defeated after the interview.
彼は面接の後、敗北感をにじませていました。
「crushed」と「defeated」の違いとは
「crushed」と「defeated」は、どちらも「負ける」ことを意味しますが、ニュアンスに違いがあります。
「crushed」は、圧倒的な差で打ちのめされたり、精神的にも大きくダメージを受けたりした「完敗」「打撃」の意味を強く含みます。感情的でインパクトのある表現です。
一方、「defeated」は、勝負に負けたという「結果」を冷静に表す言葉で、フォーマルな場面でも使いやすい表現です。感情の強さは控えめです。
まとめ
今回は「crushed」と「defeated」の意味や使い方の違いについて解説しました。「crushed」は感情的・圧倒的な敗北を表すカジュアルかつ強い表現で、「defeated」は事実としての敗北を示すややフォーマルな表現です。状況や伝えたいニュアンスに合わせて使い分けましょう。