今回は「crop」と「yield」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「crop」の意味と使い方
「crop」は、「作物」「収穫物」という意味の名詞です。農業で育てられる植物や、ある季節・年に収穫される農作物を指します。また、動詞として「切り取る」「トリミングする」という意味もありますが、ここでは名詞としての意味に注目します。
「crop」を使った例文をみてみましょう。
- This year’s rice crop was very successful.
今年の米の収穫は非常にうまくいきました。 - The farmer grows several types of crops.
その農家は数種類の作物を育てています。 - The corn crop was damaged by the storm.
トウモロコシの作物は嵐で被害を受けました。
「yield」の意味と使い方
「yield」は、「産出する」「生み出す」という意味の動詞です。特に作物や利益、結果などを「生産する」「もたらす」といった場面で使われます。また、名詞として「収穫量」「収益」といった意味もあります。
「yield」を使った例文をみてみましょう。
- This land yields high-quality wheat.
この土地は高品質な小麦を産出します。 - The tree yields a lot of fruit every year.
その木は毎年たくさんの実をつけます。 - The yield of this season’s crop is lower than expected.
今シーズンの作物の収穫量は予想より少なめです。
「crop」と「yield」の違いとは
「crop」と「yield」の違いについてみていきましょう。
「crop」は、育てて収穫する「農作物」そのものを指す名詞です。一方、「yield」は、作物などを「生み出す・産出する」という動作を表す動詞、あるいは「収穫量・収益」としての結果を表す名詞です。
つまり、「crop」は何を育てるかを表し、「yield」はどれだけ得られるかを表す、という違いがあります。
まとめ
今回は「crop」と「yield」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「crop」は作物そのものを表し、「yield」は収穫の量や生産する行為を示します。農業や経済の話題でよく使われる語なので、違いをしっかり理解して使い分けましょう。