今回は「conscience」と「conscious」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「conscience」の意味と使い方
「conscience」は、「良心」「道徳心」という意味の名詞です。何が正しく、何が間違っているかを判断する内面的な感覚を指します。倫理的な判断や、善悪を意識する能力に関連する場面で使われます。
「conscience」を使った例文をみてみましょう。
- He felt a pang of conscience after lying to his friend.
友達に嘘をついた後、彼は良心の呵責を感じました。 - Let your conscience guide you in making the right decision.
正しい判断をするには、良心に従いましょう。 - Her conscience wouldn’t let her ignore the injustice.
彼女の良心が不正を無視することを許しませんでした。
「conscious」の意味と使い方
「conscious」は、「意識している」「気づいている」という意味の形容詞です。何かを知覚している状態や、周囲の状況に注意を払っている状態を表します。また、意識的な努力や行動を示す場合にも使われます。
「conscious」を使った例文をみてみましょう。
- She was conscious of someone watching her.
彼女は誰かが自分を見ていることに気づいていました。 - After the accident, he was barely conscious.
事故の後、彼はかろうじて意識がありました。 - I’m conscious of the need to save money.
私はお金を節約する必要性を意識しています。
「conscience」と「conscious」の違いとは
「conscience」と「conscious」の違いについてみていきましょう。
「conscience」は「良心」や「道徳的な感覚」を意味する名詞であり、何が正しいか、何が間違っているかを内面的に判断する力を指します。一方、「conscious」は「意識している」「気づいている」という状態を表す形容詞で、主に周囲の状況や自分の行動についての認識を指します。
また、言葉の形態としても違いがあります。「conscience」は名詞で、「conscious」は形容詞なので、文法的に適切に使い分ける必要があります。
まとめ
今回は「conscience」と「conscious」の意味や使い方の違いについて解説しました。「conscience」は「良心」や「道徳的な感覚」を表し、「conscious」は「意識している」や「気づいている」状態を指します。似たスペリングの単語ですが、意味が異なるため、文脈に応じて正しく使い分けましょう。