今回は「concerned」と「alarmed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「concerned」の意味と使い方
「concerned」は、「心配している」「気にかけている」という意味の形容詞です。何か問題が起こりそうなときや、誰かのことを思いやって不安を感じているときに使います。比較的ソフトで日常的な表現です。
「concerned」を使った例文をみてみましょう。
- I’m concerned about her health.
彼女の健康が心配です。 - They were concerned that the project might fail.
彼らはそのプロジェクトが失敗するかもしれないと心配していました。 - He looked concerned when he heard the news.
彼はそのニュースを聞いて心配そうな顔をしていました。
「alarmed」の意味と使い方
「alarmed」は、「不安に思っている」「ぎょっとしている」という意味の形容詞で、「concerned」よりも強い感情を表します。突然の危険や恐れを感じたときに使われることが多く、緊急性やショックを含んだニュアンスがあります。
「alarmed」を使った例文をみてみましょう。
- She was alarmed by the loud noise.
彼女はその大きな音に驚きました。 - The doctor was alarmed by the patient’s symptoms.
その医者は患者の症状に不安を覚えました。 - We were alarmed to see smoke coming from the building.
建物から煙が出ているのを見て、私たちはぎょっとしました。
「concerned」と「alarmed」の違いとは
「concerned」と「alarmed」の違いを見てみましょう。
「concerned」は、比較的穏やかに「心配している」「気にしている」といった感情を表すのに対して、「alarmed」は突発的な出来事や緊急性のある事態に対して「ショックを受けている」「危険を感じて不安になる」といった強い反応を示す表現です。
まとめ
今回は「concerned」と「alarmed」の意味や使い方の違いについて解説しました。「concerned」は穏やかで日常的な心配を表し、「alarmed」は突発的な危険や恐怖に対する強い不安を示します。状況の深刻さに応じて、正しく使い分けましょう。