今回は「compare」と「comparable」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「compare」の意味と使い方
「compare」は、「比べる」「比較する」という意味の動詞です。2つ以上の物事の違いや類似点を調べるときに使われます。日常会話からビジネス・学術分野まで幅広く使われます。
「compare」を使った例文をみてみましょう。
- Let’s compare the prices before we buy.
買う前に値段を比較しましょう。 - She compared her work to that of a professional.
彼女は自分の作品をプロのものと比べました。 - Nothing compares to the feeling of success.
成功の感覚に比べられるものはありません。
「comparable」の意味と使い方
「comparable」は、「比較できる」「同等の」という意味の形容詞です。2つの物事が似ていて、比較する価値がある、または同じくらいの価値・性質を持っているときに使います。
「comparable」を使った例文をみてみましょう。
- Our product is comparable in quality to theirs.
私たちの製品は品質面で彼らのものと同等です。 - The two athletes are comparable in skill.
その2人の選手は技術的に同じくらい優れています。 - This city’s cost of living is comparable to Tokyo’s.
この都市の生活費は東京と同じくらいです。
「compare」と「comparable」の違いとは
「compare」は動詞で、「比べる」「比較する」という行為そのものを表します。対象の違いや共通点を調べる動作に焦点があります。
一方、「comparable」は形容詞で、「比較できるほど似ている」「同程度の価値がある」といった状態や性質を表します。比べられるかどうか、あるいはどのくらい似ているかに着目する際に使います。
まとめ
今回は「compare」と「comparable」の意味や使い方の違いについて解説しました。「compare」は「比較する」という動作を示す動詞、「comparable」は「比較できるほど似ている」という状態を表す形容詞です。品詞が異なるため、使い方も変わってくる点に注意しましょう。