今回は「cling」と「stick」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「cling」の意味と使い方
「cling」は、「しがみつく」「ぴったりくっつく」という意味の動詞です。何かに強く、しっかりとつかまる、または離れずにくっついている様子を表します。物理的な動作だけでなく、感情的に誰かや何かに固執する意味でも使われます。
「cling」を使った例文をみてみましょう。
- The child clung to his mother.
その子どもは母親にしがみつきました。 - The wet clothes clung to my body.
濡れた服が体にぴったり張り付いていました。 - She clings to her beliefs.
彼女は自分の信念に固執しています。
「stick」の意味と使い方
「stick」は、「くっつく」「貼り付ける」という意味の動詞です。物理的に物と物が接着することを指し、テープや接着剤のように表面に固定されるイメージです。また、「stick to」で「〜に固執する」という表現もあります。
「stick」を使った例文をみてみましょう。
- The stamp won’t stick to the envelope.
切手が封筒にくっつきません。 - He stuck a note on the fridge.
彼は冷蔵庫にメモを貼りました。 - She sticks to her plan no matter what.
彼女は何があっても自分の計画にこだわります。
「cling」と「stick」の違いとは
「cling」と「stick」の違いについてみていきましょう。
「cling」は、何かにしっかりしがみつく、離れまいとするイメージが強く、人や感情的なつながりにもよく使われます。しがみつく様子や、依存的なニュアンスを含むこともあります。
一方で、「stick」は、物理的に表面同士が接着することに重点があります。対象に感情的な要素はあまりなく、単に物がくっついている、固定されている状態を表現します。
まとめ
今回は「cling」と「stick」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「cling」はしがみつく、感情的にも物理的にも離れまいとするニュアンスがあり、「stick」は物理的にくっつくことに重点があります。状況に応じて、適切に使い分けることが大切です。