今回は「campus」と「grounds」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「campus」の意味と使い方
「campus」は、「(大学などの)構内」「キャンパス」という意味の名詞です。主に大学や学校の敷地全体(校舎、図書館、寮、グラウンドなどを含む)を指します。教育機関に特化した言葉です。
「campus」を使った例文をみてみましょう。
- She lives on campus during the school year.
彼女は学期中、キャンパス内に住んでいます。 - The university campus is beautiful in the fall.
その大学のキャンパスは秋になると美しいです。 - There is a bookstore on campus.
キャンパス内に書店があります。
「grounds」の意味と使い方
「grounds」は、「(建物・施設の)敷地」「庭園」「用地」といった意味の名詞(通常は複数形)です。教育機関に限らず、病院、博物館、邸宅などの周囲の土地を含む広い範囲を指します。フォーマルな響きを持つことが多いです。
「grounds」を使った例文をみてみましょう。
- The hospital grounds are well maintained.
病院の敷地はよく手入れされています。 - No one is allowed on the private grounds.
私有地に立ち入ることは禁止されています。 - There are several statues on the museum grounds.
博物館の敷地内にはいくつかの像があります。
「campus」と「grounds」の違いとは
「campus」と「grounds」の違いについてみていきましょう。
「campus」は、大学や学校に特化した用語で、その中の建物や施設、道、庭などすべてを含む広い意味を持ちます。学生生活や教育活動と密接に関係する文脈で使われます。
一方、「grounds」は、特定の建物に付随する土地や庭を指し、教育機関に限らず使われるより汎用的な言葉です。見た目や管理状態、法的な敷地の範囲を意識したい時に使われることが多いです。
まとめ
今回は「campus」と「grounds」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「campus」は主に大学や学校の構内全体を指す言葉で、「grounds」は建物周辺の敷地や庭園を指す、より広い場面で使える表現です。文脈や対象となる場所によって使い分けることが大切です。