今回は「broken」と「shattered」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「broken」の意味と使い方
「broken」は、「壊れた」「故障した」という意味の形容詞です。物が通常通りに機能しない状態や、壊れている状態を表します。日常会話で広く使われ、物理的なものだけでなく、気持ちや約束など抽象的なものにも使われます。
「broken」を使った例文をみてみましょう。
- The phone is broken.
その電話は壊れています。 - She had a broken arm.
彼女は腕を骨折していました。 - He has a broken heart.
彼は失恋しています。
「shattered」の意味と使い方
「shattered」は、「粉々になった」「打ち砕かれた」という意味の形容詞です。物が完全に壊れてバラバラになっている状態や、精神的に深く傷ついた状態を表します。より強いダメージや衝撃を含むニュアンスがあります。
「shattered」を使った例文をみてみましょう。
- The glass was shattered into pieces.
ガラスは粉々に砕けていました。 - Her dreams were shattered by the accident.
彼女の夢はその事故によって打ち砕かれました。 - He looked completely shattered after the news.
彼はその知らせを聞いて完全に打ちのめされた様子でした。
「broken」と「shattered」の違いとは
「broken」と「shattered」の違いについてみていきましょう。
「broken」は、一般的な「壊れている」状態を指し、比較的軽い損傷から深刻な故障まで幅広く使えます。物理的にも精神的にも使用できる便利な語です。
一方、「shattered」は、破壊の程度がより激しく、「粉々」「完全に打ち砕かれた」といった強いダメージを意味します。感情的なダメージや悲劇的な出来事を表す場合によく使われます。
まとめ
今回は「broken」と「shattered」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「broken」は一般的な「壊れている」状態を表すのに対し、「shattered」はより深刻で完全に破壊された状態を表します。使い分けによって、ニュアンスの強さを的確に伝えることができます。