今回は「biography」と「memoir」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「biography」の意味と使い方
「biography」は、「伝記」という意味の名詞です。主に、ある人物の人生を第三者がまとめたもので、出生から死または現在までの出来事を時系列で詳しく記録します。歴史的な人物や著名人について書かれることが多いです。
「biography」を使った例文をみてみましょう。
- The author wrote a biography of Albert Einstein.
その作家はアルバート・アインシュタインの伝記を書きました。 - We read a biography of a famous politician in class.
授業で有名な政治家の伝記を読みました。 - His biography includes many interesting facts about his early life.
彼の伝記には若い頃の興味深い事実がたくさん含まれています。
「memoir」の意味と使い方
「memoir」は、「回想録」「思い出話」という意味の名詞です。特定の出来事や人生の一部に焦点を当てて、本人が自らの視点で書いた個人的な記録です。感情や経験が重視され、より内面的・主観的なスタイルで語られます。
「memoir」を使った例文をみてみましょう。
- She published a memoir about her childhood during the war.
彼女は戦時中の子ども時代についての回想録を出版しました。 - His memoir focuses on his years as a doctor in Africa.
彼の回想録はアフリカでの医師としての年月に焦点を当てています。 - The memoir is full of personal stories and emotions.
その回想録は個人的な物語と感情に満ちています。
「biography」と「memoir」の違いとは
「biography」と「memoir」の違いについてみていきましょう。
「biography」は、他人が書く形式が多く、客観的・網羅的に人物の人生全体を描写するのが特徴です。一方、「memoir」は本人によって書かれ、人生の特定の出来事や時期に焦点を当て、主観的な感情や考えが含まれることが多いです。
まとめ
今回は「biography」と「memoir」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「biography」は他人による客観的な人生記録、「memoir」は本人による感情や記憶を中心とした回想録です。それぞれ目的やスタイルが異なるので、読む際や書く際には意識して使い分けましょう。