今回は「authorize」と「approve」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「authorize」の意味と使い方
「authorize」は、「正式に許可する」「権限を与える」という意味の動詞です。主に、権限のある人や機関が誰かに何かをする権利・許可を与えるときに使われます。ややフォーマルな表現です。
「authorize」を使った例文をみてみましょう。
- The manager authorized the purchase of new equipment.
マネージャーは新しい機器の購入を許可しました。 - Only the director can authorize that decision.
その決定を許可できるのはディレクターだけです。 - The doctor is authorized to access patient records.
その医師には患者記録にアクセスする権限があります。
「approve」の意味と使い方
「approve」は、「承認する」「賛成する」という意味の動詞です。提案や計画、書類などに対して、それが適切であると判断して受け入れることを表します。ビジネスや日常会話の両方で使われます。
「approve」を使った例文をみてみましょう。
- The board approved the new budget.
取締役会は新しい予算を承認しました。 - My parents don’t approve of my decision.
両親は私の決定に賛成していません。 - The application was approved within two days.
申請は2日以内に承認されました。
「authorize」と「approve」の違いとは
「authorize」と「approve」の違いについて見てみましょう。
「authorize」は、「~してもよい」という権限や許可を与えることに重点があります。たとえば、人に対してある行動をとる正式な許可を与える場面で使われます。
一方、「approve」は、何かを評価・検討した上で「良い」と認めることに焦点があります。計画・提案・申請などを承認するときによく使われます。
まとめ
今回は「authorize」と「approve」の意味や使い方の違いについて解説しました。「authorize」は権限や許可を与えるフォーマルな言い回しであり、「approve」は何かを評価して受け入れることを意味します。状況に応じて正しく使い分けましょう。