今回は「assume」と「surmise」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「assume」の意味と使い方
「assume」は、「(証拠はないが)当然のこととして思い込む」「仮定する」という意味の動詞です。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使われます。多くの場合、何かを根拠なしに事実だと見なすときに使われます。
「assume」を使った例文をみてみましょう。
- I assumed you had already left.
あなたはすでに出発したと思っていました。 - Don’t assume things without checking the facts.
事実を確認せずに物事を決めつけないでください。 - We assume the meeting will start at 10 a.m.
私たちは会議が午前10時に始まると想定しています。
「surmise」の意味と使い方
「surmise」は、「推測する」「推量する」という意味の動詞および名詞です。「assume」に似ていますが、ややフォーマルで、特に少ない情報から控えめに何かを推測する場合に使われます。慎重さや控えめな判断が含まれる語です。
「surmise」を使った例文をみてみましょう。
- From his expression, I surmised that he was disappointed.
彼の表情から、彼ががっかりしていると推測しました。 - They surmised that the ship had sunk.
彼らはその船が沈没したのではないかと推測した。 - Her surmise proved to be correct.
彼女の推測は正しかったことがわかりました。
「assume」と「surmise」の違いとは
「assume」と「surmise」の違いについてみていきましょう。
「assume」は、明確な証拠がなくてもあることを当然だと思い込んだり、前提として受け入れるニュアンスがあります。実際に行動の基礎として使われることも多く、「仮定する」や「想定する」と訳されることもあります。
一方、「surmise」は、より慎重な姿勢で「こうではないか」と推測する意味があります。確信はなくても、観察やわずかな情報に基づいて結論を出そうとする際に使われる、より控えめで丁寧な表現です。
まとめ
今回は「assume」と「surmise」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「assume」は断定的なニュアンスで物事を前提にする際に使われるのに対し、「surmise」は慎重に推測する表現です。どちらも「推測する」という意味合いがありますが、そのトーンや態度に違いがあるため、文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。