今回は「assume」と「presume」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「assume」の意味と使い方
「assume」は、「仮定する」「当然と思う」「引き受ける」という意味の動詞です。何かを証拠なしに事実として受け入れるときや、役割・責任などを引き受けるときに使われます。文脈によっては、やや消極的または一時的な考えとして使われることもあります。
「assume」を使った例文をみてみましょう。
- I assumed you were coming to the party.
あなたがパーティーに来ると思っていました。 - Let’s assume the plan will work.
その計画がうまくいくと仮定しましょう。 - She assumed the role of team leader.
彼女はチームリーダーの役割を引き受けました。
「presume」の意味と使い方
「presume」は、「推定する」「当然と考える」という意味の動詞です。「assume」に似ていますが、多少の根拠や状況証拠に基づいて、あることが正しいと考えるニュアンスがあります。より論理的、または公式な文脈で使われることが多いです。
「presume」を使った例文をみてみましょう。
- The police presume he is guilty based on the evidence.
警察は証拠に基づいて彼が有罪だと推定しています。 - I presume you’ve finished your report?
報告書は終わったと考えていいですか? - He is presumed dead after being missing for weeks.
彼は数週間行方不明の末、死亡したと推定されています。
「assume」と「presume」の違いとは
「assume」と「presume」の違いについてみていきましょう。
「assume」は、はっきりした証拠がないままに「~だろう」と考えるときに使います。場合によっては、その仮定が間違っている可能性も含んでいます。
一方、「presume」は、ある程度の情報や状況に基づいて「おそらく~だろう」と考えるときに使います。つまり、推測に少し信頼性や根拠があるという点がポイントです。また、「presume」はよりフォーマルな表現としても用いられます。
まとめ
今回は「assume」と「presume」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「assume」は証拠がないまま何かを仮定する場合に使われ、「presume」はある程度の根拠をもとに推測する場合に使われます。似ている言葉ですが、推測の強さや文体のフォーマルさに違いがあるので、文脈に応じて使い分けることが重要です。