今回は「approximate」と「estimated」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「approximate」の意味と使い方
「approximate」は、「おおよその」「概算の」といった意味の形容詞です。数値や位置、量などが正確ではないけれど、ほぼそれに近いことを示します。ややフォーマルな語で、ビジネスや学術的な文脈でもよく使われます。
「approximate」を使った例文をみてみましょう。
- The approximate cost of the trip is $1,000.
旅行のおおよその費用は1000ドルです。 - This is the approximate location of the ancient city.
これは古代都市のおおよその場所です。 - Can you give me an approximate time of arrival?
到着のおおよその時間を教えてもらえますか?
「estimated」の意味と使い方
「estimated」は、「見積もられた」「推定された」という意味の形容詞で、数値や結果が計算や判断に基づいて大まかに出されたことを示します。ビジネスやニュース、報告書などでよく使われる語です。
「estimated」を使った例文をみてみましょう。
- The estimated population of the city is 2 million.
その都市の推定人口は200万人です。 - The repair will take an estimated two weeks.
修理には推定で2週間かかります。 - We received an estimated bill for the services.
私たちはサービスの見積もり請求書を受け取りました。
「approximate」と「estimated」の違いとは
「approximate」と「estimated」の違いについてみていきましょう。
「approximate」は、「ほぼ正確だけれど完全ではない」という意味合いで、正確さに近い値を指します。一方、「estimated」は「計算や判断をもとに推測された」値を指し、見積もりや予測というニュアンスが強く含まれます。
たとえば、「approximate」は地理的位置や距離に使われやすく、「estimated」は金額や時間、統計など数値の推定に多く使われます。
まとめ
今回は「approximate」と「estimated」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「approximate」は「おおよその、ほぼ正確な」意味であり、「estimated」は「推定された、見積もられた」意味で使われます。どちらも「正確ではないが参考になる数値」を示しますが、その背景にあるニュアンスや使い方には違いがあります。文脈に応じて正しく使い分けましょう。